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日本選択理論心理学会 第18回年次大会のご案内

2009年8月28日(金)〜29日(土)

全国より130名を超える皆様にご参加頂き、盛会のうちに終了いたしました。
御協力いただいた皆様、ありがとうございました。


第18回目の年次大会は「メンタルヘルス」を大会全体のテーマとして企画されています。

特に今回は初めての試みとして、選択理論/リアリティセラピーの他療法との親和性や共通領域を理解するために、ゲストスピーカーとして、交流分析の専門家である繁田知恵先生をお招きする予定です。

今年も多くの皆様とお目にかかり、ご一緒に、楽しく学べる機会となることを願っています。初めての方も、まだ講座を受講されていない方も、歓迎致します。選択理論にご興味をお持ちの方は、ぜひお出掛け下さい。

*大会プログラム内容
8月28日(金)のプログラム(内容が一部変更になっています)
10:00-11:30

日本選択理論心理学会総会
(学会員の方はぜひ御出席下さい。前年度の学会活動の報告、今年度の学会活動予定等が審議されます)

13:00
開会
13:15-14:30
●基調講演/繁田千恵先生
「私とあなたのメンタルヘルス −選択理論と交流分析を活かしてー」

※交流分析の専門家である繁田先生をお招きする特別講演です。

繁田先生の略歴:帝京平成大学 臨床心理センタースーパーバイザー、文学博士、臨床心理士、TA心理研究所所長、国際TA協会教授(TSTA)、日本カウンセリング学会認定カウンセラー・スーパーバイザー、シニア産業カウンセラー・スーパーバイザー、日本カウンセリング学会理事、日本交流分析学会評議員
14:30-15:10
●スペシャル対談/繁田千恵先生&柿谷正期会長(立正大学心理学部教授)
「これからのメンタルヘルス教育に求められるもの(仮)」

※対談形式で、それぞれのご専門の立場からメンタルヘルスに関するお話を伺います。
15:30-17:00
*分科会1〜3(どちらかお一つのプログラムにご参加下さい)

●分科会1/心理学研究法グループ発表(座長:馬場悠輔)
心理学研究法の研修会で行った内容について、各グループごとに研究結果を発表します。
・チームA「高校生の内的コントロールとストレスに関する研究」
・チームB「引きこもり家庭についての選択理論研究〜父子関係・母子関係を中心に〜」
・チームC「保育園と特別養護施設における職員の基本的欲求プロフィールの調査研究」

●分科会2/事例報告発表(座長:田畑雅紀)
各領域でリアリティセラピーを用いた事例を発表します。
・宮島 賢也(精神科医)
「自律神経免疫療法の湯島清水坂クリニックの診療の中でみる人間関係と症状」
・内野 千珠子(スクールカウンセラー)
「不登校生の基本的欲求の充足に注目をおいた母親とのカウンセリング」
・米田 薫(大阪青山大学 健康こども学科教授)
「家庭内暴力を伴う不登校生徒への訪問教育相談」

●分科会3/坂本早代「DV被害者に対する選択理論的支援とクオリティシェルターへの取組み〜メンタルヘルスの観点から〜」
加害者の暴力(外的コントロール)を受け続け、基本的欲求充足ができていない被害者は、メンタルへルスの観点で見ると健康度は低いといえる。本発表ではDVシェルターの実例を紹介しながら、スタッフの選択理論的支援が被害者のメンタルヘルスにどう寄与するか考察する。
17:20-18:10
*分科会4〜6(どちらかお一つのプログラムにご参加下さい)

●分科会4/橋本尚樹「ライフプランニングによる選択理論とRTの有効性についての一考察」
ライフプランニングとは人生における個人や家族の未来予想図です。ライフプランニングを行なう際の様々な要素について、CT/RTを活用した場合としない場合を対比し、RTの有効性を発表します。

●分科会5/飯島俊治「C/GやRPの場面における「図」「絵」「日用雑貨品」等の効果的な用い方」
選択理論によるカウンセリングやロールプレイの場面において「図」「絵」「日用雑貨品」等を用いると、カウンセリングが効果的に展開できる場合があります。通常、私は、カウンセリングで「図」「絵」を用いることが少なくありません。「時計」は時刻をあらわすためのもの、「おしぼり」は手を拭くためのものだけではなさそうです。お互いに創造性を大いに高めましょう!

●分科会6/ 真田茂人「リードマネジメントの社内での実践」
自社(株式会社レアリゼ)内でのリードマネジメント実践例をご紹介します。
1)ビジョンを明確にする:ワールドカフェなどでビジョンを明確にする話し合いを実施
2)任せる:役割を超えて、やりたい人ができる仕事をやる
3)「この指とまれ」で自然発生:ビジネスモデルの勉強でも、休日の遊びでも、自然発生的
4)「エンパワーメントミーティング」:悩む前に話して元気になるポジティブなカウンセリング 他

18:30-20:30
ディナーイベント&懇親会
(事前のお申し込みが必要です。懇親会のみの御参加はご遠慮下さい)
8月29日(土)のプログラム(内容が一部変更になっています)
9:30-12:00
●全体ワークショップ&口頭発表

【全体研修とシンプルマッピング】「メンタルヘルスを選択する」渡邊 義
精神科医のW.グラッサー博士は、従来とは異なるパブリックヘルスモデルのメンタルヘルスの考え方を提案しています。その考え方を参考にしてメンタルヘルスを選択することを考えてみましょう。

【口頭発表】
市川 将基「社員もパートタイムも心地よく働ける職場のために」
谷中 啓祐「選択理論によって取り戻した自分自身の心の健康」

13:20-14:10
*分科会7〜9(どちらかお一つのプログラムにご参加下さい)

●分科会7/宗形真恵「選択理論を職員研修に!〜職場で理解者を増やす取り組みから〜」
学校や地域の職員研修において、選択理論を取り入れた学級活動の取り組みなどを提案しています。
信頼関係を土台にした子どもとの関係(時には保護者、職員同士の関係)づくりに役立てば、との思いから実践した内容について紹介します。

●分科会8/磯部 隆「選択理論からみた論理療法のメンタルヘルス」
同じ内的コントロール心理学の属する論理療法のメンタルヘルスについて、両者の比較・考察について発表。関係アプローチの中で類似点が多い論理療法は、選択理論と比較して、共通点と相違点を解明することを通して、逆に選択理論のメンタルヘルスの特質を解明し、併せて、援用点を模索したい。

●分科会9/座談会「柿谷正期先生を囲んで 〜選択理論について知りたいこと」
選択理論の世界での広がりや最近のアメリカ国内でのリアリティセラピーの様子など、柿谷正期先生に聞いてみたいことを質問できる時間です。
(ただし、カウンセリングや個人的な症例についてのご質問はお受け出来ませんのでご了承ください)

14:30-16:15
●全体研修&ロールプレイ
柿谷寿美江「メンタルヘルスは日々の生活の習慣から」
誰もが心の健康を望んでいると思います。グラッサー博士が考えるメンタルヘルスとは?
人生における様々な変化や出来事の中にあって、明るく前向きに生きる秘訣はあるのでしょうか?
16:30
閉会
参加申込みについて【8月22日を持ちまして締切らせていただきました】
【参加証明書】 年次大会の参加証明書は、二日間を通して参加された方にのみ発行されますのでご注意下さい。また、参加証明書の必要な方は、両日共に受付にてご参加の確認を行っていただけますようお願い致します。
*会場案内 HOTEL&HOLL こまばエミナース  
渋谷駅より井の頭線「駒場東大前」下車徒歩3分(目黒区大橋2-19-5)
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