日本選択理論心理学会 第19回年次大会のご案内

2010年8月20日(金)〜21日(土)

全国より140名の皆様にご参加頂き、盛会のうちに終了いたしました。
御協力いただいた皆様、ありがとうございました。


本大会のテーマ「選択理論と教育」

全国で選択理論を学び、さらにその実践を試みている者たちが一堂に会する年に一度の機会です。心地よい空間では、所属感も、自己価値も、自由も、好奇心も・・・すべてが満たされることと思います。
特に今回は、グラッサー博士も注目されてきた教育をテーマに、各地で力を尽くされている実践報告と熱の入った分かち合いが繰り広げられることでしょう。毎年楽しみにして下さっている方々も、まだ選択理論に触れて間もない皆さまも歓迎いたします。ぜひ、この夏、選択理論の熱いシャワーを浴びにお出掛け下さい。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

大会実行委員会 委員長 渡邊奈都子

*大会プログラム内容

8月20日(金)
10:00-11:30
総会(総会受付9:30〜 会場:KFCルーム11階)
(総会への出欠届および委任状は、大会のお申込みとは別に学会事務局より送付させていただいている往復はがきにてご返信下さい)

13:00
開会(大会受付12:30〜 会場:KFCホール3階)
13:10-15:00
基調講演1
「世界のグラッサークオリティスクールの歩みと日本での動き」
日本選択理論心理学会会長 柿谷正期

基調講演2
「クオリティ・スクールをめざして−神奈川県立相模向陽館高等学校の挑戦−
神奈川県立相模向陽館高等学校 校長 伊藤昭彦


15:15-15:45
ポスター発表(6組同時のパネル掲示です。ご関心のある発表につい て個別にご質問いただけます)

1)「選択理論を学校教育に生かす 〜学校での選択理論の普及をめざして〜」井上 千代
自分自身の実践、児童・生徒の相談や教員研修への活用、保護者・地域へ情報提供 など、私なりに仲間と試行錯誤しながら、教育界での選択理論の普及をめざしてきた 歩みを発表したいと思います。

2)「不登校・ひきこもり・ニートの子供を持つ親の会での『選択理論勉強会』の実践」 倉谷陽子
参加者の一人として関わっていた親の会で『選択理論学習会』(全7回)を開催、学習会の中でアンケート調査を実施しました。私の実践を分かち合い、参加者からいただいた貴重なフィードバックを発表させていただきます。

3)「『森の夢づくり大学』における選択理論の生涯学習」橋本秀夫  
私の住む静岡県森町では、平成19年から『森の夢づくり大学』と言う生涯学習プログラムで、平成20年度以来、3年連続で私が担当している選択理論の講座『幸せを呼ぶ7つの習慣』について、ご紹介したいと思います。 

4)「英語インストラクターとしての選択理論適応の試みと実践 」長谷川加代子
英語インストラクターとしての授業内容や教材その他の具体例を交えて行っているものを紹介し 、選択理論からの考察を加え、他校での体験として選択理論を用いる前と後での比較を試みてみたい 。

5)「諸外国における選択理論、現実療法の最新研究」馬場悠輔、他  
日本以外での選択理論/リアリティセラピーの研究成果について、諸外国の論文や文献などを元に紹介します。

6)「プラクティス 向陽館」
4月の開校以降の実際の実践について職員が発表し、参加者の方々からアドバイス をいただくとともに、できればご一緒に教育活動に参加参画してくださる方を一人でも多く発掘できたらと考えます。


16:00-18:00
全体ワークショップ/ワールドカフェ 渡邊 義

18:30-20:30
懇親会
8月21日(土)
9:00〜
大会受付 会場:KFCホール10階(一日目と会場が異なりますのでご留意下さい)
9:30-10:45
研修プログラム(A〜Cより一つ選んでご参加ください)

A.「人生を左右するのは運?努力?」飯島俊治
「運と努力、どっちが人生をより左右?」というテーマで朝日新聞がアンケートを実施しました。参加者の皆さんはどのようにお考えですか?・・・という問いかけから、カウンセリングやロールプレイの際にカウンセラーとして留意する点、上質世界の違い、コントロールできるものとできないもの、致命的な7つの習慣、身につけたい7つの習慣など、選択理論の立場からご一緒に考えてみましょう。

B.「うつ治療の現状とリアリティセラピーの有用性を学ぶ」田畑雅紀
うつ病治療が抗うつ薬中心である現状と、薬による副作用の危険性を理解し、リアリティセラピーを学ぶものがうつ的症状を訴える人とどのように関わっていくことがで きるかを学びます。

C.「選択理論の基礎理解とカラーチャートの新たな発見 〜選択理論マ ニアへの道〜」渡邊奈都子
外的コントロールと内的コントロールの本当の違いは何でしょう?相手を変えることと関係を変えることはどんな違いがあるでしょう?日常生活で選択理論を実践すると は、具体的には何を意味しているのでしょう?・・・ 選択理論を学んだからこそ見えてくる疑問について「カラーチャート」を通して考えてみましょう。


11:00-11:50
分科会発表(1〜3より一つ選んでご参加ください)

1.「選択理論からみた一般意味論の心理教育」磯部隆
一般意味論とは、言語社会心理学の一分野に属し、コミュニケーション心理学や言語教育で知られています。 学生を対象に、一般意味論の心理教育を実施して、選択理論の立場から何が言えるか。それを多少のデータをもとに発表したいと考えています。

2.「幼児教育における選択理論心理学の有効性と「学び合い」の効果について」星野 優美子
現在行っている4つの保育園での「選択理論心理学」の指導から、「かずあそび」「ことばあそび」の知育の分野における選択理論的な「学び合い」の導入が、より効果的な学びと発達をうながす可能性について検証していきたい。

3.「柿谷会長と話そう!」
柿谷正期先生を囲んで、先生がいま考えていらっしゃること、質問したいことを自由に話せる時間を設けたいと思います。
(個人的なカウンセリングやスーパービジョンは行いません)


13:00-14:30
研究発表「GQS研究会での取組み〜5回のQSS実施を通して〜」
2004年から活動を始めたGQS(グラッサークオリティスクール)研究会で、これまで5回のQSS(クオリティサマースクール)を開催しました。実際の子どもたちとの関わりを通して得られたこれまでの成果と課題を発表し、 実際に子どもたちに提供したプログラムの一部をご紹介したいと思います。

14:45-16:45
全体ロールプレイ研修  

16:50
閉会
【大会参加費】
両日参加
学会員
15,000円
一般
19,000円
学生
11,000円(社会人学生を除く)
一日参加
学会員
20日/7,000円、21日/8,000円
一般
20日/9,000円、21日/10,000円
学生
20日/5,000円、21日/6,000円


※学会員の対象は、2010年7月〜2010年6月分の日本選択理論心理学会の会員手続をされる方に限ります。

※昼食はついておりません。

【参加証明書】 年次大会の参加証明書は、二日間を通して参加された方にのみ発行されますのでご注意下さい。また、参加証明書の必要な方は、両日共に受付にてご参加の確認を行っていただけますようお願い致します。
*会場案内 国際ファッションセンター KFC Hall&Rooms  
都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入り口に直結。
JR中央・総武線「両国駅」東口より徒歩6分。
  • 8月20日(金)大会受付時間12:30〜 KFCホール3F
  • 8月21日(土)大会受付時間9:00〜 KFCルーム10F
*お問合せ *大会に関するお問い合わせは下記まで…

日本選択理論心理学会 大会実行委員会

422-8072 静岡市駿河区小黒3-8-11 神栄カウンセリングセンター

TEL&FAX 054-282-9241 ct-cvt@shin-ei-cc.com

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