今大会のテーマは「選択理論とライフスキルズ」です。世界保健機構(WHO)が1993年に定義したライフスキルズ(Life Skills)とは、「人々が日常生活で生じるさまざまな問題や要求に対して、建設的にかつ効果的に対処するために必要な能力」のことで、具体的には下記の10項目を挙げています

◎自己認識
◎共感性
◎効果的コミュニケーションスキル
◎対人関係スキル
◎意思決定スキル
◎問題解決スキル
◎創造的思考
◎批判的思考(分析的思考)
◎感情対処スキル
◎ストレス対処スキル

これらを眺めると、どのスキルも選択理論を学ぶことで高めることができるもののように感じます。
 私たちの人生は決して平坦なものではありません。思いがけない出来事やアクシデントが、自分の思惑に反して突然訪れることがあります。しかし、グラッサー博士は選択理論を通して、人生の舵は自分でとることの重要性を教えてくださっています。
 ライフスキルズは「人生を生き抜く知恵」と言い換えることができます。本大会では、これからの選択理論の普及と発展を考える上で、人生を生き抜く知恵として選択理論がいかに活用できるのかを皆様と共に分かち合い、考えてみたいと思います。

 選択理論を学ぶことで、どのように生きるスキルが向上したのか、また、選択理論の実践によって人生にどのような変化が起こり、役立っているのか、ぜひ多くの仲間たちに聴かせてください。
 今年は横浜で皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。

2011年8月19日ー20日
日本選択理論心理学会 第20回年次大会
 

(19日の午前中は総会です。学会員の方はどうぞご出席下さい)

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